続いて、レビュー・シンドローム「VIOLETOPIA」の感想です。
あまり曲を覚えていないので、もっと記憶力が欲しいです。(視覚を集中させていたから?)全部覚えていたいと思えるほどすごく素敵なショーでした。(上手く文も書けないから文章力も欲しいところですが...)
儚い美しさの星組新鮮でした。RRRが星組らしいミュージカルだけにギャップがすごかったです。
星組生のそれぞれの個性・似合う・見たいが詰まってて、神ショーでした。
珠子先生の龍の宮物語が大好きなので、生で見れてよかったです。
以下、ネタバレしています。
第1場 追憶の劇場
こっちゃんが花に触れた瞬間、劇場が蘇り、レビューが始まるのが素敵だった。
プロローグのこっちゃんが儚げですごくかっこよかったです。やっぱりディミトリと言い、こっちゃんは儚げなイケメンが似合う。
主題歌も儚げで怪しげで不思議な世界観で一気に引き込まれた。闇も光も一切合切、劇場全体を包み込み、憂いと儚さ、希望と強さを持った礼真琴の歌声が素晴らしかった。
プロローグ後のことなこの雨の歌は可愛かった。キュンキュンした。
第2場 バックステージは虚構
ありちゃんのダンスが綺麗で素晴らしかった。
うたちが麗しかった。うたち大好きなのでめっちゃ嬉しかった。ありうたちぴーあまとの四角関係やばかった。
何より、ぴーすけがかっこよかった!演技に始まる前の爽やかさとこなれ感がこりゃあモテるなと思った。ぴーすけのこなれ感好きだ。花婿姿もかっこよすぎて釘付けだった。
このシーンはみんな素敵すぎて目が足りない。
恋人役(天飛華音)の上着を羽織った裏方の青年(暁千星)のが花嫁役(詩ちづる)と踊るシーンが素敵であり詩やっぱ良いわ〜!ありちゃんがうたちにあしらわれてたのは切なかった。
第3場 サーカス小屋の宿命
蛇(礼真琴)の色気がすごかった。どう見たって蛇だった。蛇の表現力と感情の表現力がすごくて、サーカス座長(極美慎)にはすがるような、懐いている表情、村の少女(舞空瞳)には誘惑する表情、恋する表情と人間味のある蛇だった。
平沢進の「パレード」が怪しいサーカス一座の魔性めいた魅力とその一座に陶酔していく村人たちの異様さを表していました。
このショー全体にも言えることですが、どこか引きつけられ、また見たくなる中毒性のある場面でした。ほのかちゃんの歌声にも魅了された。
最後の村を去るサーカスの一座の後ろで、少女に渡せなかった花を持って歩く蛇のさびしげがシルエットがたまらなく切なかった。
第4場 宮廷と役者と青春
リストマニアのシーン。客席降りに夢中であまり内容覚えてません。
最初の天飛くんとうたちとるりはながかっこよくて可愛くて最強って感じでした。
中詰めの客席降りが最高でした。こっちゃんとありちゃんが本当にかっこよくて、なこちゃんがめっちゃ可愛かったです。爽やかで素敵でした。ほのかちゃん可愛かった。
あと、ぴーすけが神すぎた。立ち見席まで走っててすごかった。22列下手でほのかちゃんにハグしていて胸キュンだった。(既視感が... 万華鏡のときのれいこさんとれんこんさんのハグを思い出す。見れて本当に幸せでした。)
ぴーすけ、客席降りから戻ってからもほのかちゃんの肩抱いてた。
通路を駆け抜けながらハイタッチするぴーすけは本当にイケメンだった。本当にかっこいい。退団するのが惜しすぎる。
ぴーすけがイケメンすぎて忘れられません…
第5場 楽屋、燻る憧憬
ファンの紳士たちはいったいどんな女歌手のファンなのか気になります。(てっきり最初、女装したありちゃんが女歌手なんだろうと思ってました。)衣装オシャレだったし、極美くんのダンスかっこよかった。
第6場 狂乱の酒・観客・酒
こちらがシャンパンS(暁千星)の登場場面です。これぞシャンパンの女王!可愛いさと力強いカッコよさ、女王たる品格を兼ね備えていた。肩の筋肉が引き締まっててすごさを感じた。ありちゃんすごい!
ことありが本当に素敵だったし、なこちゃんの男装もダンスもイケメンだった。
ぴーすけが王道スタイルが似合いすぎてた。ダンスもかっこよかった。
本当に目が足りません、このショーは。
息の揃ったダンスが酒場の狂乱、このショーの歪みを上手く表現されていて、美しさを感じると同時に恐ろしさを感じた。
第7場 孤独
シンプルな衣装だからこそ、礼真琴の美しさ、ダンスの美しさが際立っていた。礼真琴だからこそ演じられる場面だと思った。
影法師の5人も良かったです。みんなダンス上手すぎる。(ちなみに、
舞空瞳:第6場の男装、暁千星:第2場の裏方の青年、
極美慎:第3場のサーカスの座長、天華えま:第2場の花婿役、
天飛華音:第4場の役者の男)
歌詞も印象的で、切なさを感じさせる歌だった。すごく難しそうな曲だった。
第8場 エントランス・ノスタルジー
ぴーすけがメインの場面が嬉しい。第6場の紳士といい、この場面のトレンチコートの男といい、やっぱり王道スタイルが似合う。あと、ぴーすけでジャズなのも、しかも「As Time Goes By」なのがすごくいい!(ぴーすけのジャズならRayの「SWINGING ON A STAR」もいい!)
第9場 音符に翻弄され(ロケット)
音符たちに翻弄される指揮者たちが可愛くて、どこか楽しさを感じさせる場面だった。音符たちも指揮者たちもみんな顔がいい。
第10場 大階段・継承
斬新でかっこよかった。みんなサングラスをかけていても見分けれた!サングラスを外す瞬間がかっこよすぎた。天飛くんのキレッキレのダンスが良すぎた。天飛くんのダンス好きだー!
第11場 大階段・デュエット
大人っぽい衣装とダンスで新鮮だった。ことなこでちょっと大人っぽい作品もよさそうで観てみたい。
第12場 パレード
エトワールは天華えま。美声で耳福でした。ちょっと癖があるのがいいんですよね。嬉しかったです。RRRといい、ショーといい、ぴーすけの魅力が爆発していて、祭りでした!最高の有終の美。
パレードもずっとぴーすけを見ていたのですが、横にいる白妙副組長美しすぎた。
極美くんも本当にかっこよくて惚れた。語彙力がなくなった。
あと、なこちゃんプリンセスすぎる!パレードの衣装の中でトップクラスに可愛いし、似合いすぎてる!
こっちゃんの第1場の青年っぽさがあった。衣装もかっこよかった。このショーの全般の礼真琴かっこよすぎる。儚さ多めのこっちゃんは最高。
まとめ
ショーが終わった後の寂しさとさらなる渇望が上手く表現されていた。
酔いしれたくて、何かを忘れたくて人は観劇するのだと思った。
泡沫の夢のように儚いもので、心にそっとしまう思い出。
この夢から醒めたくない、忘れたくないと思う。
そう思った私はレビュー・シンドロームの虜かもしれない。
星組大好き人間としては、最高でした!今回のRRR/VIOLETOPIAは全席ss席と言っても過言ではないです。
龍の宮物語が大好きなので珠子先生の大劇場デビュー作を大劇場で見れて幸せでした。(いつか龍の宮物語のこともこのブログで書きたいです。)